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海の危険生物(クラゲ)

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[特集]
海の危険生物


クラゲに刺されたら!

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各種クラゲ刺され画像

海の危険な生物クラゲ!

台風とか低気圧が日本海側多く訪れるようになったり、太平洋側では南の風が多く吹くようになります。

春は気温があがって、水温もちょっと上がり、秋に向かえばちょっと気温が落ち、波が大きくなりはじめ初心者や夏シーズンのみの、ハダカサーファーがいなくなり、でも水はちょこっと温かいこの時期を、ワクワクとしながら待ちに待つ人も多いと思います。

実は、この時期になると、南の風にゆらりゆらりと乗って、クラゲが沿岸に多くやってくるのです。

波乗りを愛する私達は、

『クラゲに刺されるのはしかたが無い、でも、いやだなぁ〜』

なんて思いながらも今日もまた海に入っているとおもいます。

ほとんど毎週休日は、海に行き、波乗りを愛する私達は、実は、海の生き物を研究する人たちと同じくらい、頻繁に海に接している最高の観察者だったりします。

『ちょっと!!!このクラゲっていったいナニモノ?刺すし気持ち悪いのでいや!!!』

なぁ〜んて言わないで、じっくりと見て、考えてみませんか?

で、、、

波乗りを愛する我々にとって、海で一番身近な生物?のクラゲについて、ちょっと勉強・観察してみましょう!(^^)

★まず名前から、、、

漢字では『海月』とか『水母』と書き、クラゲと呼びます。パソコンで漢字“くらげ”と入力して変換してみましょう。(^^) 英語では“Jellyfish”です。

#なんでfishやねん!って感じしますけど、、、

★クラゲはプランクトンだ!!!!

プランクトンっていうのは、水に漂って生活している生き物のことを実は指します。目に見えないくらい小さいやつばっかりではありません。クラゲっていう生き物は、水に漂って波にのって、やってくるので、実はプランクトンなのです。(^^)

★クラゲの天敵!!!!

クラゲを食べる天敵は、亀、他のクラゲ、マンボウなどの魚。

で、、、

亀を好物とする生き物は、サメ。

ボディーボーダーサメに襲われるのは、 『サメが海底から見上げたときに、亀と勘違いするから。』 、ショート乗りは、『アザラシ・アシカなどに勘違いされるから』とよく言われています。

サメについてはここをクリック!

★忍者は、クラゲを使っていた!

昔、忍者は、『アカクラゲ』の触手を乾燥させて粉にした物を敵に投げつけ、くしゃみが止まらなくなるようにしていたそうです。

★不老不死のクラゲ(ベニクラゲ)

成体になると若返る地球上で唯一の不老不死の生物がクラゲの中にはいます。

★ムラサキイガイの中にいるくらげ

カイヤドリヒドラクラゲという貝の中で成長する「くらげ」もいます。

★テーブルの上に出てくるクラゲ(食用クラゲ)

食べるクラゲは、『エチゼンクラゲ』、『ビゼンクラゲ』です。 大型の物は1〜1.5メートル、150〜200キロにもなるそうです。中華料理に使われているのは、この『エチゼンクラゲ』か『ビゼンクラゲ』です。『エチゼンクラゲ』は数ヶ月で1〜1.5メートルになります。多細胞動物で一番成長速度が速いのではないでしょうか?エチゼンクラゲの刺胞はミズクラゲよりも痛いが、後の痒みは少ないようです。9月末〜10月頃になると、下関から萩にかけての海岸に『エチゼンクラゲ』が打ちあがっていることが多いそうです。

★寿命

一番身近なミズクラゲで1.5〜2年程度だそうです。これは、ポリプという卵の状態からお亡くなりになるまでの期間です。 クラゲとして見れるような形になってからは、だいたい半年くらいが余命だそうです。ミズクラゲの飼育日記より

★淡水クラゲもいる!

実は海だけでなく、沼、湖にもクラゲは生息しています。 バスつりをやる人なら、見たことある人も沢山いると思います。

まみずくらげのページはここをクリック!

★刺胞動物と言う!

クラゲ・イソギンチャク・サンゴなどが、この刺胞動物の代表例です。 刺胞っていうのは、触手に沢山ついている "刺すため" のカプセル細胞のことです。この細胞で、物を感知、毒針、毒針の発射装置が備わっています。この刺胞から発射した毒で、餌になる生き物を捕まえます。 刺胞があるおかげで、他の生き物に食べられることが少なくなる。

★群体を形成するものがある!

群体は、たくさんの個体(虫)があつまって、ひとつの生き物みたいに振る舞うこと。それぞれの個虫で、栄養個虫、生殖個虫など、機能が分化していることが多い。 『カツオノエボシ』(英名:ブルーボトル)は、実は沢山の固虫からなる共同生命体なのです。

★時期

基本的に1年中なんらかのクラゲがいます。冬は管クラゲ類がいます。冬はフルスーツやセミドライなどを着ているので被害が少なく気がつかない人も多いのではないでしょうか?

ただ、冬は水がつめたくプランクトンが少ないのでクラゲの数も少ないです。

一般的に日本で、人を刺すクラゲが大きく成長するのは8月頃から。

しかし、南国から南風にゆられてゴールデンウイーク頃にカツオノエボシなどが見られることがあります。

沖縄ではハブクラゲというハブという名前がついているほど強烈な、殺人クラゲが頻繁に出てくるのは8〜10月頃。しかし、5月頃でも存在しますので、沖縄でサーフィンやるなら絶対に酢を持って行くことをオススメします!オンショアになったら注意しましょう!


ハブクラゲの画像は琉球新報よりいただきました。

どんなクラゲでも、小さい稚クラゲであっても、刺胞細胞があるので、条件さえあえば春でもやられます。

5,6年ほど前、5月の連休に湘南海岸全域に『カツオノエボシ』が大量に漂着し、何もしらない観光客が、あの綺麗なブルーの物体に魅せられ踏んだりつまんだりして、1日に300回以上の救急車が出動したということがあります。(茅ケ崎在住の小野江さん/談)

★クラゲの毒

クラゲの毒は、スズメ蜂と同じで、『アナフィラキシー反応※』が発生することが考えられます。これは、一度刺されると体に抗体が出来て、二度目に刺されたときに、その抗体によって、直後に激しいアレルギー反応が発生することです。当然人によって個人差があり、問題ない人もいると思いますが、『カツオノエボシ』などの毒性の強いものに刺された経験がある人は。2度目に刺されるとショックで呼吸困難になり、パニックとなって溺れる可能性が有るので注意が必要です。

★クラゲにやられた場合の対処方法
  1. 海水を使って触手を洗い流し取り除く(直接触れると指されるので注意する)このとき絶対にこすらないこと!触手を真水で洗うと毒針を発射することがあります。砂などをつけてこするのもダメです!
  2. 氷水などで冷やす。これは毒によって皮膚が炎症しているのでそれを抑えるためです。

    ★アンドンクラゲ、ハブクラゲの場合は酢をかけることによって毒の作用を止めることができまるので先に酢をかけてから冷やす。但し、種類がわからない場合は、酢をかけると悪化する種類もあるので絶対にかけないこと!

    ★カツオノエボシの場合
    有機溶剤をかけることによって、毒の活性化を停止させることが可能です。また、60度のお湯に5分つけると毒の活性化が止まるそうですが、その前にやけどしてしまうでしょう。毒の活性化を止めることと皮膚の炎症を抑えることがまったく正反対のことを行わないと行けない。

    実はクラゲの毒はまだ未解明なものが多いので注意する必要があります。
  3. 病院に行く
  4. おそらく、効ヒスタミン系軟膏または、ステロイド系軟膏を処方される。(アレルギー体質の人は注意してください。)

エボシなどに刺されて呼吸困難を起こしているときは、人工呼吸も必要!人工呼吸を行えば、命が助かる確率が大変高くなります。当然救急車を呼ぶ必要があります

ミズクラゲでも反応してしまうクラゲアレルギーな私は頻繁にやられるので、いつもステロイド系軟膏+錠剤を処方されています。

蜂にさされたら毒(蟻酸)にはアンモニア(アルカリ性)が効くと言われていて、勘違いして、おしっこをかける人もいますが、体内のアンモニアは尿酸に変換されるので、おしっこにはほとんどアンモニアは含まれていません。おしっこは、蜂にもクラゲにも、まったく効き目がありませんのでかけても意味はありません!

クラゲの毒を研究している沖縄県衛生環境研究所の大城さんから、資料ならびにメールをいただいたのですが、事故にあった場合の応急処置は毒素の作用を止める事も必要ですが、酢などをかけて動物の生体反応を無視すると、かえって逆効果になる場合があると紹介されていました。

クラゲ、サンゴ、イソギンチャクなど腔腸動物の場合、冷やして炎症と痛みを抑える事が基本となります。

ハブクラゲの場合、若干形態的には異なるのですがオーストラリア、ほとんど同じとされている種が分布しています。対処法は、酢をかけて触手を外し、冷やすことがあります。

一方、沖縄など暖かい海に分布している『ウンバチイソギンチャク』は、酢をかけると、刺胞から刺糸を発射することが確認されている

酢と毒が接触すれば瞬間的にその毒性は落ちますが、刺胞のつまった塊(刺胞球)をマウスの皮膚に接触させて酢をかけた場合、刺胞を発射し、刺胞球がはがれにくくなることを確認しています。

このようなことから、現在は酢の効力が確認されたものについては酢を使用する。 明らかに酢が悪影響を及ぼすもの、確認がされていないものについては使用しない、というふうに薦めています。

クラゲ毒のアナフィラキシー反応

アナフィラキシー反応とはアレルギー反応によって、体に及ぼす激しい病的反応のことで、昆虫(蜂)や食物によるアナフィラキシー発生の頻度は1〜2%程度だそうです。

クラゲ毒の場合、体内に侵入して数秒〜数分以内に反応がでることがあります。また時には、数時間以上してから症状がでることもあります。一般に、症状が早く出るほど、ひどい反応。いったんよくなっても、24時間以内にぶり返すことがあるので、経過観察が大切。

アナフィラキシーショックが発生した場合、数分以内に症状が進行し、呼吸困難などが発生し、死に至ることがあります。そのため、症状の見落とし、軽視、受診の遅れ(経過を長く見過ぎ)は、絶対にいけません!即救急車を呼びましょう!

★このようなクラゲに興味をもったら


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