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[特集]
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IWC総会でクジラ料理登場というニュースを聞いて、、、

2002.5.21
大串剛史(ぐっしー)

私は、捕鯨推進でも反対でもどちらでもないですが、クジラのダイオキシン汚染、水銀汚染、PCB汚染の状況について、みんな知らないで食っているんじゃないの?って少し気になったのでページを書きます。

「日本人は縄文時代から鯨を利用し、職業集団が捕鯨に乗り出して400年になる」

と農水省や推進団体の人たちは、日本の捕鯨の歴史を多く語ることが多いけど、1400年代の歴史書によれば、英国のヘンリー6世、7世は、鯨類が大好きだったそうで、鯨類の肉は王侯貴族向けの高級な食品で、イギリスの古い法律用語で鯨類を royal fish (魚とちゃうがな!)っていうんですよね。

でも、もうイギリスの人達は食ってないです。

更に、北ノルウェーにあるロイドの岩壁に、紀元前約二二〇〇年頃の石器時代に小船に乗ったひとりの男が二頭の鯨類(イルカ?)と一頭のアザラシを追う姿が描かれた最初に描かれた鯨類と考えられている壁画が発見されているので、歴史的にいうと日本よりヨーロッパの方が鯨食の文化は古いんですよ

2001年の5月に浜に打ちあがったイルカ・クジラの救出方法について、講習会をうけたのですが、そのとき、いろいろ考えさせられました。

で、感想を下記のページで書いたのですが、、、

http://www.locopoint.net/sfj/stranding/index.html

今のところ、網に掛かって混獲されたクジラは販売していいことになっていますが、一番恐いのはクジラの水銀、PCB、ダイオキシン汚染です

スーパーなどで販売されているクジラベーコンたった1gで、ダイオキシンは、平均232ピコグラムです。 慢性毒性レベルオーバーなんで、免疫毒性、生殖毒性などの環境ホルモン作用に該当します。
男なら、ちんちん小さくなっちゃいます。
#これ以上小さくならないでぇ〜(^^;;;

ちょっと古いけど、この文章のリソースは、毎日新聞の記事↓参考にね!

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200008/08/0808e020-400.html

WHOが毎日食べても安全といわれているダイオキシン量は、体重1Kgあたり、1〜4ピコグラムですが、世界的には、限りなく 1pgに近い値にかわりつつあります。つまり、私は体重80Kgなので、80〜320ピコグラム食べるとアウトです。

ちなみに、米国の環境保護庁では、体重1Kgあたりの許容量は、0.01ピコグラムといってますので、WHOの基準でも、100倍〜400倍甘いわけです。

当然日本で販売されている食物には、ダイオキシンが沢山含まれていて、通常の食事や生活をしている日本人は、1日のうちに摂取する ダイオキシン量は体重1Kgあたり、平均 0.26〜3.26ピコグラム という調査結果が平成9年5月に厚生省が出した、「ダイオキシンリスク評価検討報告書」というものに記載されています。

つまり、もし世界的なレベル1pgにするならば、普通の物食っているだけでも、もう十分危険地帯に皆さん突入しているし、アメリカレベルだったらもう完全にアウトなんですよ。

それなのに、クジラベーコンは1gだけ食べるなんてことしないので、もうクジラは食べ物ではないです。

日本の調査捕鯨は、クジラが何匹いた!クジラは増えている!なんていうことより食べることが主な目的なんだから、クジラ肉のダイオキシン汚染、水銀汚染とかの状況なども、ちゃんと調査してほしいと思います。

私達の税金使って調査してるんだから、、、

でも、結果を出すと誰もクジラなんて食べないんじゃないかな?

ちなみに、いま、水産庁は、魚介類のダイオキシン汚染状況の発表を操作しようとしています。

ダイオキシン汚染のデータが高かった魚介類は、翌年調査報告に出さないということをやっています。

2002年4月から、国会で討論されていたんですよ。

http://www.02.246.ne.jp/~takatori/dioxin/fish/naiwan/sangiin-nousuiinnkaii1.html
http://www.02.246.ne.jp/~takatori/dioxin/fish/naiwan/sangiin-nousuiinnkaii2.html

国の役人には、まかせられないですねー

IWCでは、捕鯨反対派と推進派の火花というか、そういうやつをニュースでは頻繁に出ています。私も自然環境保護派の1人ですが、最近は、あえて偏ってダメダメ!といわないと、折衷案として中間地点を取ってくれないんじゃないかな?って思うようになっています。

はじめから中間地点を目指して声をあげると、中間と反対側意見の中間となり、かなり反対側意見に押されてしまうんじゃないかな?って、、、

でも本音は中間地点にランディングするのがいちばんいいと思ってるんですけど、、、

だからあえて、偏った方向に声高らかにしたほうがいいんじゃないのかねぇ〜って、、、(^^;;;

もともと、ペリーが浦賀にきて日本に開国を迫ったのは、アメリカの捕鯨船団が日本に水や食料などを調達できるようにすることが目的だったわけで、その歴史的事実を知らないのは欧米人だけでなく、日本人も多すぎることも問題だと私は思っています。

アメリカ人おまえらもともと取ってたやん!って、、、(--;;;

「クジラ」の次は、「マグロ」がワシントン条約の候補に、といった話もあります。

例えば「日本海とかで韓国の魚船が漁をしているのは問題がある!」 ような感じでニュースが流れ、「他の地域の人が根こそぎとって行くのは問題だ!」と声をあげる一方で、日本のマグロ船団が日本以外の遠洋に行ってとりまくるのは問題ないのか?ってなるので、それって何なん?と思ったりします。

その地域に住んでいる人にしたら、よそからきたやつが根こそぎとっていくのは楽しくないでしょう。これってサーフポイントのローカリズムと似ているような気もしますね。

それぞれの立場にたてば、あるていど理解できるので、私の答えは簡単にはでないですねぇ〜

当然クジラの場合にもあてはまって、日本近海で、日本の漁船が捕獲しているのなら私個人としては問題ないと思います。

ちゃんと了解とれるなら良いけど、やっぱり南氷洋とか他所で取りまくるのは、まずいでしょーって、、、

本気で日本の食文化を主張するのであれば、日本の近海にクジラがもっと沢山増える海にして、そのクジラを日本の漁船が漁をすればいいのです。だったら誰にも文句言わせないでしょう。

でも、日本はアメリカよりも国土が狭いのに、ダイオキシンの排出量が多いダイオキシン排出世界第1位の国ですから、近海物のイルカ・クジラだけでなく、長期間生きて、魚を食べる魚達は、やっぱりやばいはずです。

だからこそ、公平で正しい値を継続して調査する必要があるわけです。

鯨類は、海の食物連鎖の上のほうではあるので、危険性は他の魚類と比較して高いのかも知れないということが、ニュースでも伝わらないし、なかなかわかっていらっしゃらない人も多いと思います。

実際私も、去年の会議に出席するまでクジラ食べるの大好きだし、毎週南房総に波乗りに行くので
バンバン食ってました。(^^;;;

しかし、もう事実を知ってからは恐くて食わないです。

南房総には、クジラ以外にも美味しいもの沢山ありますからねー(^^)

あえて食べると危険な‘可能性’のあるクジラ食わなくても、、、(^^;;;

最近毎年のように茨城ではクジラが「ストランディング」しますが、このクジラを食べるために切り取って持ち帰る人もやっぱりいるようですが、私は食べる気はしません。

北海道で、昭和40年頃、浜にあがったクジラを食べて集団食中毒が大発生したことがあるそうです。

やっぱり死んで漂着したクジラは食うのは恐いです。


画像提供:海の哺乳類センター

ダイオキシン汚染のデータが高かった魚介類は、翌年調査報告に出さないということをやっている
農林水産省、まじめに出すとパニックになるのかもしれないということで、たぶん情報操作は、水産物だけではないでしょう。

情報をまじめに出すと、ニュースステーションで問題になった狭山のダイオキシン茶のように、農家がTV局や、調査会社を訴えるなんていうことに、、、

農家の人だってビニールハウス焼却処分するだろうし、そのまわりに住んでいる人達の生活習慣を変えなければ、プラスチック系や塩化ビ系ゴミはどんどん増えるわけで、焼却所でゴミを燃やさなければならないことになる。

で、、、

結果としてダイオキシンが発生する。

あのときは、訴える相手が違うんじゃないかなーと私は思いました。

国民には知る権利があります。

農林水産省は、国民を馬鹿にするような信頼を失うような行動はやめるべきだと思います。誰のために働いているのか忘れては困ります。

ダイオキシンとか汚染された食品を食べ続けて、健康を害するのは日本という国に税金を支払っている日本の国民。

一部の問題ある地域の漁師さんや、農家の人たちの生活のこともあるけど、問題ある地域では税金つかって転業保証とかやってもいいと私は思うんですけどね。

もうクジラは危険すぎて食べるべきではない!と言い切るべき時代にきていると私は思います。

和歌山県と東京都で販売されていた「くじらのうでもの(内臓肉)」には、水銀が基準値の5000倍あった!っていう、こんな↓ニュースもあります。

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200203/16/20020317k0000m040065000c.html

当然、鯨やイルカなど海の魚介類を食べている動物と、おなじように、長期間生きて、魚介類も食べる人間を比較すると同じことが言えると思うんです。

捕鯨ということとは少し違うのですが、アメリカでは「ホエールウオッチング・イルカウオッチング禁止」という↓ニュースもあります。

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200203/06/20020306k0000e030026000c.html

私は、昔くじらのこと何も知らなかった頃、ボストンに行ったとき、ホエールウォッチングした経験があるので、あんまり説得力ないですが、個人的にはエンジン付きの船とかつかって追い掛け回すのは今は反対です。

遠くから見るなら良いと思います。

近づいてボートと接触して怪我したらかわいそうですよね。

でも、ビーチからエントリーしていて、イルカとが自分で近くによってくるのはOKっていうかしかたないと思っています。

実際、私も千葉で波乗りやっていると、スナメリっていう歯クジラの仲間が、むこうから、よってくること、しょっちゅうありますが、手の届く範囲にまでは、絶対スナメリ君は、やってきません。

海が荒れて砂が舞って茶色くなったときはホント近くにきますよ。

さっきの記事では、米国商務省海洋漁業局↓の場合、

http://www.nmfs.noaa.gov/

つまり日本での水産庁↓

http://www.jfa.maff.go.jp/

と同じお役人様、魚とか漁業に関連する機関?が、食べることと関係ないことに関して、禁止する法律をきめるわけですよねぇ〜

日本との違いというか、この記事みときは、私は驚きました。

海のことなら生物の環境についても、ちゃんと海洋漁業局が主導で法律で明確にしていくという姿勢のアメリカ、、、

それに対して、クジラだけじゃなく魚1つだけでも日本の行政は、、、

  • 環境のことは環境省?
  • 汚染された魚食べたら危険だと厚生省?
  • 港を作るのは国土交通省港湾課?
  • でも漁業は水産庁?

縦割りじゃホントむつかしいですよね。

分業化といういみでは完璧だと思うんですけど、誰がトータルコーディネートして、進捗管理するんでしょうかね?

小泉首相、構造改革がんばってやってくれ〜ってところですね。

でも、人任せにせず、私ができることといえば、こういう声を小さくあげてすこしずつ理解者を増やしていくってことくらい。

あとは選挙にちゃんといくことかな?、、、(^^;;;

そう言えば、もうすぐサッカーのワールドカップですが、 食文化ということで、韓国での犬肉料理が問題になっているようですね。

かわいい犬を食うな!ってことですね。

でも、お魚見るの大好きなダイバーも、家で熱帯魚飼ってる人も、魚は食っちゃうし、カナリアとかインコとか小鳥を買っている人は鶏肉も食っちゃうんですよね?(^^;;;

私は個人的には、犬は飼ってなくても絶対食わないですが、牛や鳥、当然お魚だって、バクバク食っちゃいますからね。

ダイオキシンや水銀、PCBの危険がなければ私も、クジラも食っちゃいます。(^^;;;

韓国の犬食文化には何も言えないでしょう、、、

でも、クジラや、お魚、野菜を、おいしく食べるために、みんな環境のこと考えようよー

ゴミやタバコをポイステしない!
ダイオキシンを出さないために、ゴミをできるだけ出さないように生活習慣を変えるしかないです。


2001年度のSurfrider Foundation の世界統一広告

ではでは(^^)/~~

 


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