サーファーサーチエンジン

特別企画!
中国遼寧省大連サーフトリップ?
2004.4.19〜5.1(2004.4.24)

オークションのエンジンは、ロコポイントネットワーク提供!
Dedicated to helping you meet your Surfing,Windsurfing,Body Board friends or partner
- be it next door or across the world!


中国といったら餃子でしょう!(2004/4/24地元Pに人気の大清花餃子館にて)

会社の仕事で中国に出張することが多くなり、大連は今年に入ってもう3回目、今回はVISA が必要ではない最長2週間の出張となりました。 今後も長期出張を何回かすることも十分ありえるし、サーフィンのできない生活は考えられないので、出張先にサーフポイントが無いか?調べることにしました。(^^)

さて中国に行っていちばん困ることといえば当然言葉の壁です。
私は中国語を、まったく知りません。知っているのは "ニィーハォ、シェーシェー” くらいです。
中国は漢字の国だから日本人は筆談でなんとかなる!と思い込んでいる人もいるかもしれませんが、ちゃんとコミュニケーションを取ることは、はっきり言って『ムリ』です!日本の漢字とは、まったく異なるの字が多いので何を書いてあるのかわかりませんし、こちらの漢字もわからない人がいます。

#私の書く字が汚いからだったりして・・・(^^;;;

実は中国は、1949年に中華人民共和国が成立した以降、漢字が、ものすごいスピードで略されているそうで簡体字という漢字を使います。

ここで問題なのは、中華人民共和国でない中国系言語を使う人たちに、この略字は完全に浸透しているわけではないので、まったく異なる字となっているようです。台湾、香港、シンガポールは、繁体字という漢字を利用しています。これらの地域は漢字の進化にとりのこされた地域となっていて、更に進化していない日本の漢字も同様に異なる字となっています。中国で頭のいい人は、簡体字、繁体字の2つの漢字を書くことができるそうで、日本語ができる人は日本の漢字も知っています。小学生になるまでに数千字の漢字が書ける人もいるそうです。なお香港は中国に返還され猛烈な勢いで簡体字が浸透しはじめているようです。

まぁ、略字なので、漢字の “ヘン” や “ツクリ” の一部だけになっているものが多いようで覚えることは簡単な気もしますが、かなりつらいように思います。

ちなみに最近の大連ではコンピュータができる人がかなり多くなって、ソフトウエア業界は人余り状態になりつつあるようですが、『日本語ができる人!』となると、かなりエリート集団だそうで、新入社員レベルでも中国の平均月収の2倍以上もらっているそうです。

しかし、せっかく中国に出張しているので、中国語がまったくわからないというのは、何かと不便なので、日本の100円ショップダイソーに 『トラベル中国語会話(14)』 と 『ダイソーCDで学ぶ会話シリーズ(29)』 という本とCDのセットがありましたので、一番最初の出張時に、この2つを買っておきました!なんと2つで税込み210円です。高い本を買っても使いこなせないし分厚くって、あまり持ち歩こうと思えません。実は、この本と地図さえあれば、タクシーにも乗れるし、買い物も可能なので、そこそこいけます。

実は出張先の会社のメンバーは、中国で行われている日本語検定1級というとてもレベルの高い資格保持者の方も沢山いらっしゃいますが、昼休みの食堂が混雑している時間帯に30分程度、中国語を教えてもらうかわりに、正しい日本語の発音を教える!という企画を行なっています。(^^)

で・・・

『正しい発音を覚えましょう!』 と私が先生になり、参加者の皆さんは、関西弁を少しづつマスターしはじめています。

フロア内の私達のブース近辺では 「まいど!」、「もうかりまっか?」、「さっぱワヤヤ!」 という声がたまに聞こえてきます。 『中国での標準日本語を関西弁にする!』 という壮大な計画が、関西出身の中国出張者という一部の強行な活動家?によって密かに実施されています。

#『ぼちぼちでんなぁ〜』ではなく、『さっぱワヤヤ!』を、教えるところが Cool でしょう。(^^)

長期の出張になったなので、大連の町をウロウロして、ホテル以外の飲食店に入ることも多いのですが、大連には LÖWEN(黒獅)という地ビールがあり、さっぱりすっきりした味でめちゃくちゃウマイです。

大連地ビールLÖWENとケンタッキー

面白いのは、やっぱり、ケンタッキーなどUS系企業の中国版看板ですね。
『肯徳其』と書いて ken de ji と呼ぶようですが日本人の発音はダメなので KFC と言うほうが通じます。なおマクドナルドは『麦当労(勞)』と書き mak dong lou と呼ぶそうです。
なお 吉野家はそのまま吉野家と書いてありました。(^^;;;


肯徳其 http://www.kfc.com.cn/
麦当労 http://www.mcdonalds.com.cn/
吉野家 http://www.yoshinoya-dc.com/cn/

さて、前置きはここまでとして、まず、大連のサーフィン事情から、、、

先述の勉強会で、『サーフィンを見たことがありますか?』 と、日本語で聞いても 『サーフィン』 という単語も、『波乗り』 と漢字かな混じりの単語でもホワイトボードに書いても通じません。その他の中国で日本語が喋れる方に筆談して聞いても同じでした。

『うむぅ〜これはカナリまいったなぁ〜!』と思いました。

しかし、『波がある海に行って、板に乗ることです!』 とホワイトボードに下手な絵を書きながら説明すると、『冲浪!冲浪!(chong Lang)』 と中国語での単語を教えてくれました。ネットサーフィンという単語も冲浪なのでインターネットをやる人ならばすぐにわかってくれるようです。実は、SFJ理事の許さんがおっしゃってたのですが、台湾ではサーフィンを 『衝浪』 と書き、やはり chong Lang と発音するそうです。会社の日本語が堪能な中国の方に聞いたら、『衝』 が略されて 『冲』 になったそうです。いかに筆談が難しいか?ということが、このことからも理解できるかと思います。

なお、遼寧省は中国東北地方で、大連は4月の平均気温が 9.4度 の寒い地域なので、サーフィンをやる人は、ほとんどいないようですが、中国のテレビ番組で南のリゾート地として 『海南島』 を紹介することが多いようです。若い中国の社員さんは、皆さんそろって、『中国でサーフィンやるなら海南島だよ!』 っておっしゃっていました。

しかし、中国では対外開放を行っていない地域も多数あり、勝手に立ち入ると公安に逮捕されてしまうようで、さすがに言葉の通じない未知の場所で一人ウロウロする勇気はまだないので木曜日に通訳さんを頼んで土曜日は朝から海に行くことにしました。

さて、いきなりウロウロしてもあまり効果はないので事前調査を行ったのですが、実は前回軽く下調べをしていました。

そのときは、平日の昼間で地元のある企業を訪問したついでに運転手さんにお願いして、すこしだけ遠回りしてもらって海岸線を通ってもらったときに見つけたので、あまり場所ははっきりと覚えていませんでした。

ただ、天然のリーフが、まっすぐ突き出て、そこに 砂がいい感じについているような感じで、すごくメローでゆっくりと右から左に割れていく胸〜頭くらいの波で、古いサーフィンビデオの赤堤か?というような波があったのははっきりと覚えていました。

そこは、当然だれも波乗りしておらず、あまりにも感動して大声で通訳さんにしゃべって運転手さんに笑われました、、、(^^;;;

かと思うと、香港が変換されたことを祝って作られた星海広場という中国最大の広場 (ヨーロッパなどのロータリーのようなもの) があり、近くでは、そこらじゅうにニョキニョキ高層マンションが建設されています。

星海公園という笑ってしまうくらいカナリ人工的なビーチもあって、近くには大連一値段が高いという星海国宝という日本の億ションのようなものがあります。真っ暗な夜は、うっすらと光を放つ超高級ラブホテルか?というような感じもしますが温泉もあるようです。1uあたり10,000元程度だそうで、200u〜300u程度の広さのマンションらしく、日本人の給料なら、ちょっと頑張れば十分購入できる金額です。


大連一値段の高い星海国宝マンション!

詳しくは、ここをクリック!

また今近くに星期五大道(日本語での意味は、金曜日の大通り)という名前の地中海の風で世界をテーマのテーマパーク?を作成中で、冬でもサーフィンができる設備を作っているらしいです。第1期は今年中に完成予定です。中国もついにここまで来たか!って感じですね。

#皆さん投資にどうでしょう?なんちゃって(^^;;;

さて、海のほうは、、、

前回チェックした場所の近くで、とりあえず簡単にビーチにいける海水浴場にタクシーで行くことにした。

ちなみに、タクシーは初乗り3Kmで8元で、1Kmごとに1.2元プラスされていく従量性です。1元=13円程度なのでかなり安く、1日チャーターしても200〜300元程度です。

ビーチについて驚いたのは、なんと!海岸線は公園として完全に管理されていて、中に入るには1人5元必要!!!うむぅ〜困った!!!

とりあえず、チケットを買って中に入る。完全に管理された人工的なビーチで入口はコンクリートで固められている。

おまけに、ど・フラット、、、何にも波はありません。(^^;;;


ビーチ左                                ビーチ右


全景

確かに、ビーチにはゴミ1つ落ちていないが、ビーチに流れ込む川にはビニール袋などが流れ着いていて、透明度はあるが、すこし異臭を放っていた。水質調査キットが欲しいところ・・・


ビーチに流れ込む川の河口

ここは、まわりにホテルも立ち並ぶので、ゴミが川から河口へと流れてくるのはしかたがないのかもしれません。比較的雨が少なめの4月で、写真のように蛇行することなく、まっすぐ海に向かって水が流れているので、砂の供給も十分あるのでしょう。

ちなみに、現在中国では、北京オリンピックに向けて猛烈に美化運動を行っています。
あちこちの道路に掃除のおばさん、おじさんがいて、ゴミを拾ってくれているので、日本とは比べものにならないくらい、道路がとてもきれいです。
それでも、ビニールなどのゴミは川にから河口に流れ着いています。

その後、老虎灘湾までタクシーでウロウロしたが、結局前回チェックした場所は、波が無いので、どのあたりにあるのかわからず、とりあえず今回のビーチレポートは、これで終わり。


手前に観光用?の軍艦と、遠くにロープウエーが見える老虎灘湾

日本のコンクリートだらけの海とは、まったく異なる中国4千年、いや数十億年?人の手が入っていない天然のサーフポイントのレポートにできるかな?と期待していたのですが開発の波はすさまじい。

中国の水墨画をイメージしていたら、おそらく腰を抜かすでしょう。

ただ、まわりにテトラポットのような消波ブロックや、垂直に伸びる突堤やTバーが、まだビーチには無いので、天然リーフにかこまれたポケットビーチとなっている場所には砂が十分あります。日本海側に低気圧がいたり、日本付近に台風が通過すると十分期待できそうな感じです。

しかし、この後の午後は会社に出社することになった・・・(T_T)

前回見た、あの波があったポイントは幻だったのだろうか・・・?

さてこのページを読んで大連でサーフィンを行いたい!って思っている人は私までメールください。私が大連に出張したとき一緒にサーフポイントを開拓しましょう!

ではでは(^^)/~~

Homeへ


Copyright(C)2004 Locopoint Network Inc.(Naniwa no Akindo!)